伏見神寶神社(ふしみかむたからじんじゃ)
■住所:京都府京都市伏見区深草笹山町 地図
■創建; 平安朝初期
■本殿の様式; 神明造り
■例祭; 4月18日
■御祭神; 天照大御神(あまてらすおおみかみ)
相殿; 稲荷大神(いなりおおかみ)
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■雑感
伏見稲荷大社・奥社から更に鳥居を進み右側にそれると辿りつく事ができる。
伏見稲荷大社とは別の独立した神社である。先ず目を引くのが狛犬ならぬ、狛龍である。龍の神使(しんし)は珍しい。
御由緒によると、我が国最古の神宝・十種神宝(とくさのかんだから)が奉安してあるという。物部氏の祖神、饒速日命が天神御祖から授かり降臨したもの。それらは、羸都鏡(おきつかがみ)・邊都鏡(へつかがみ)・八握劔(やつかのつるぎ)・生玉(いくたま)・足玉(たるたま)・死反玉(まかるがえしのたま)・道反玉(みちがえしのたま)・蛇比禮(おろちのひれ)・蜂比禮(はちのひれ)・品物比禮(くさぐさのもののひれ)である。
境内は、稲荷神社が山上創祀された頃からの山上奉拝所であり、竹の鳥居と磐境がその古代信仰を想わせる。おもかる石や境内社が数社あり、独特の雰囲気を醸し出している。
朱の鳥居の伏見稲荷大社と全く空気が変わり、パワースポットとして興味深い。
参拝できた事に感謝。出会いに感謝。
境内社
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龍頭社 |
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おもかる石 |