檜峰神社(ひみねじんじゃ)
■住所:山梨県笛吹市御坂町上黒駒 地図
■創建; 不詳
■本殿の様式;
■例祭; 4月3日
■御祭神; 高皇産霊尊(たかみむすびのみこと)、大己貴神(おおあなむちのかみ)、神皇産霊尊(かむみむすびのみこと)、少彦名神(すくなひこなのみこと)
写真
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薬王水
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檜峰神社の大スギ・御神木 |
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■由緒沿革
勧請年月不詳。社記に曰く「黒駒村の産土神で、当村開拓の時に当り斎祀す。嘗て国司藤原弘道の奏請に依て、神階並に神座山号の扁額を賜る云々」「天平中此地より神馬を献せし時、祥瑞なりとして当社に官幣を奉らむ」三代実録に曰く「清和天皇貞観十年戊子九月十七日甲斐國無位桧峰神社に従五位下を授く」と。
■雑感
甲府盆地からよく見える釈迦ヶ岳の麓にある。
この辺りはすべて神社の杜だ。動物除けのゲートを抜け杉や檜の林道を進むにつれ、神聖な雰囲気が徐々に色濃くなる。
道は行き止まりになり、そこに檜峰神社が現れる。
この神社の大杉は、樹高31m目通り7mと案内板にはあるが、その存在感に圧倒され、それ以上に感じる。
こちらには【薬王水】と言われる湧水があり、この日も、地元の方が水を汲みに来ていた。何やら飲めば薬効がありそうだ。 雪のまだ残る寒い日に訪れた為、湧き水が見事な氷の彫刻を生み出していた。
この杜は、コノハズクの生息地といわれるだけに深く静寂に包まれ、刻を忘れそうになる。
ここから、登山道が釈迦ヶ岳へと導く。
余談だが、八ヶ岳;権現岳に檜峰の小さなほこらがある。関連性を調べるのも面白そうだ。
【ヒーリング】薬王水の水音