脚気石稲荷神社(かっけしいなりじんじゃ)
■住所:山梨県甲府市上帯那町 地図
■創建; 永禄四年(1562年)
■本殿の様式; 磐座
■例祭; 四月第二日曜日
■御祭神; 天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、高皇産霊神(たかみむすびのみこと)、神皇産霊神(かむみむすびのみこと)、天照皇大神(あまてらすおおみかみ)、宇気母知神(うけもちのみこと)
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■雑感
武田信虎がこの辺で鷹狩りをしていたところ、持病の脚気が原因で歩行困難となり、この石に腰掛け休んだ。すると脚気が治ったという。古には、日本武尊が東征の帰路にこの辺りで足を痛めたが、天照大神を祀ったところ痛みが治まったと伝わる。
脚気の神、足腰の神として参拝する人が多いと言う。
境内は山の谷間にあり、脇を流れる美しい沢からは心地よいせせらぎが聞こえる。鳥居を潜ると神楽殿が現れ奥に拝殿。本殿は磐座となっており、拝殿を抜けるとその姿を現す。
■日本武尊の足跡・山梨県
■磐座信仰の形跡・山梨県