菅田天神社(かんだてんじんしゃ)
■住所:山梨県甲州市塩山上於曽 地図
■創建; 承和九年(842年)
■本殿の様式;
■例祭; 十月十五日
■御祭神; 素戔嗚尊(すさのおのみこと)、五男三女神(ごなんさんにょしん)、菅原道真(すがわらのみちざね)
写真
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■雑感
日没後の薄暗い時間帯に参拝となった。この塩山地区は武田家とのつながりが色濃く残る場所になる。塩山駅からも近く徒歩5分といったところか。境内のカシ群は県指定天然記念物にもなっている。両部鳥居をくぐり神門へ、そして拝殿。その横には天神社らしくなで牛が横たわっている。その側らに、菅田天神社石灯籠(市指定文化財)がある。気が付けば写真が取れないほどの暗がりになっていた。
■境内案内版より抜粋
新羅三郎義光以来甲斐源氏の鎮守とされ、社の位置が甲斐府中(甲府)の鬼門に当たるので、武田家は重宝楯無鎧をこの宮に預け、於曽氏にその保管をさせ、大事あるごとに出納を命じたという。またこの楯無鎧については、承久年間武田信光が社殿を造営し、陣中の守護たる神器楯無鎧を社殿に納め置き、同族である於曽氏に守護させたともいう。『小桜韋威鎧』として、国宝に指定され現存する。
武田家当主が御旗・楯無に向かい誓いを立てた事は、必ず遂行しなければならないものであったという。
境内社
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新羅宮;新羅三郎義光 |
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菅田天神 |
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祖霊社 |