美和神社(みわじんじゃ)
■住所:山梨県笛吹市御坂町二之宮 地図
■創建; 景行天皇御代
■本殿の様式; 流造り
■例祭; 3月15日、4月15日 大神幸祭、通称=おみゆきさん
■御祭神; 大物主命(おおものぬしのみこと)
写真
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御神木 |
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■雑感
山梨県(甲斐國)の二之宮になり、長い歴史を持つ神社である。この地域には遺跡や古墳が多く見られる。少し東側に位置する杵衡神社がここの山宮と考えられている。
大和国(奈良県)の大神神社は三輪山を御神体としており、そこから勧請され杵衡神社へ遷された後、ここへ遷座されたとする伝承のようだ。
武田家からの崇敬も厚く様々な逸話もある。文化財指定の品も数多く、中でも木像大物主神立像は、国の重要文化財に指定されている。境内は、現在では宅地に囲まれた状況ではあるが、程よく長い参道が残されていて、鳥居・拝殿・鎮守の杜・御神木・神楽殿と、見どころは沢山ある。御神木には大きなコブがあり、まるで子供を授かったように見えることから安産のパワースポットとして参拝者も多いと聞く。春期例祭に奉納されている、山梨県指定無形民族文化財“太々神楽”は一度は拝見してみたい。
境内社 |
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毘売神 |
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天照大神 | |
八幡大神 | |