酒折宮(さかおりのみや)
■住所:山梨県甲府市酒折3-1-13 地図
■公式HP; こちら
■創建; 不詳
■本殿の様式; 神明造
■例祭; 10月17日
■御祭神; 日本武尊(やまとたけるのみこと)
写真
|
|
■雑感
甲府市の酒折に鎮座するこの神社は1900年祭を迎えており、記紀神話に登場する酒折宮が起源とされ注目を集める由緒ある処と感じることが出来る。現在は八人山の南麓に社殿が位置しているが、甲府盆地が沼地(湖水伝説)だった頃はその中腹に位置していたという。これは、周辺からも数々の遺跡が出土されていることからも明らかであろう。そして、御祭神の日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の際に立ち寄った場所とされるが、笛吹市にある坂折天神社も仮説のひとつとして取上げらている。
その後、信州方面へ向かったとあるが、どの路を辿ったのか非常に興味深い。
ここは、連歌発祥の地とされている。日本武尊が立ち寄られた際に交わされた連歌がある。
日本武尊が
【新冶 筑波を過ぎて 幾夜か寝つる】
それに対して、部下たちは誰も答えられなかったが、ここの焚き火人が続き
【日日並べて 夜には九夜 日には十日】
と答えたという。これが連歌発祥の由来となる。
■日本武尊の足跡・山梨県