高千穂神社(たかちほじんじゃ)
■住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井字神殿 地図
■創建; 不詳
■本殿の様式; 五間社流造銅板葺
■例祭; 4月16日
■御祭神;
一之御殿:高千穂皇神
【瓊々杵命(ににぎのみこと)、木花開耶姫命(このはなのさくやびめのみこと)】、【彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)、豊玉姫命(とよたまひめのみこと)】、【鵜草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)、玉依姫命(たまよりひめのみこと)】
二之御殿; 十社大明神
写真
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鎮石 |
■雑感
高千穂郷八十八社の総社で、主祭神は高千穂皇神(日向三代といわれる皇祖神と配偶神)である。
天孫降臨伝承と土地の信仰の融合、また熊野修験も加わり、なかなか複雑でまだまだ勉強不足と自己反省。
くし触神社、都萬神社とも密接な関係があるという。
早朝参拝だったため、あまり人影は無く雨音のみが響く。参拝を終え境内を散策させて頂いた。幸運にも境内を掃き清める禰宜さんにお話を伺うことができた。そのお話は、私たち個人が考えるより遥かに幅広いものだった。これからの日本に光をともし、私達の心も天気とは裏腹に晴れやかになっていた。貴い日本の歴史、世界平和、世界宗教会議。出会いに感謝。お忙しいにも拘らず、私どもにお時間を割いて下さった禰宜さんのお心に感謝いたします。
こちらの『鎮石』は、この石に祈ると人の悩みはもとより、世の中の混乱一切が鎮められるというものである。こちらでは、茨城県の鹿島神宮の『要石』は高千穂神社より贈られたものと伝わっているという。
ちなみに、この高千穂神社では御神楽を毎晩披露して頂ける。しかし、情報収集が甘かったのか・・・その時間は、地酒を飲みながら蜂の子料理などを堪能し、すっかりいい気分になっていた。
次回は是非とも、御神楽を見たいものだ。